ぼかし肥料完成!仕上げのポイントはしっかり乾燥させること

お庭

ぼかし肥料を作る時は、まず発酵させることが大切です。好気性発酵の場合は、熱を持つので発酵の様子が簡単にわかります。しかし、その後の完成までの作業についてどうしたら良いか悩む方に向け私が実際に作った経験をもとに紹介します。

1度目の発酵熱が下がってもまだ完成ではない

  1. 材料を混ぜ合わせ、水分を加えて数日たつと発酵熱を感じます。
  2. さらに数日経つと、香ばしい香りや、白いカビの発生を確認できるでしょう。
    白カビ発生と発酵熱の高さは比例しているように感じました。
  3. 5日ほど経つと、温度が低くなりました。

加水をし再度発酵を促しましょう。
発酵熱により水分が蒸発し乾燥することで、温度が低くなります。
一部未発酵の部分もあるため、加水することで再び白カビの発生と発酵が始まります。

加水しても温度が上がらないなら仕上げに入る

発酵には水分が必要です。
しかし、水分があっても熱がなくなれば全体的に発酵されたことになり完成です。
この時点で、土に混ぜ込むこともできますが、使いきれないものはそのままにすると腐敗してしまうので一手間が必要です。

乾燥させる。

ブルーシートの上に不織布を敷き、その上にぼかし肥料を薄く敷きました。
厚みが出ないように不織布の余分な部分を被せて2〜3日天日干しをします。
完全に乾燥させることで、微生物が休眠します。

利用方法

ぼかし肥料は、土に混ぜ込みます。
有機物を発酵させていることで、植物が吸収しやすい栄養素に変わっているので即効性と
有機肥料はゆっくり効果を出すという遅効性の両方の特徴を持っています。

乾燥により活動を休止していた微生物は、水分のある土と混ざることで活動を再開します。
ゆっくりと土壌改良されていくでしょう。

まとめ

ぼかし肥料の完成までの日数は、32日かかりました。
1度水没してしまったが、それでも持ち直し完成することが出来ました。

好気性発酵のぼかし肥料の場合、発酵熱確認できてからは、11日で完成
発酵熱確認(5日間)

加水(再発酵、3日)

乾燥(3日)

好気性発酵のぼかし肥料では、常に空気に触れている状態で発酵熱を確認

することが出来たので、不織布を被せることを
おすすめします。

発酵するまでは、少し心配になるかもしれませんが、簡単に作れるので皆さんも挑戦してにてはいかがでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました